Android を骨の髄までカスタマイズするために、ブートローダーを解除します。
購入後、1回しか出番が無いので、手っ取り早くパパッとやっちゃいましょう。
準備
「adb.exe」「fastboot.exe」を手に入れる
Pixel 3a をパソコンから操作するために「adb.exe」と「fastboot.exe」を手に入れます。
Google が提供している SDK Platform-Tools に入っています。

こちらのサイトの「SDK Platform-Tools for Windows」からダウンロードして下さい。

Google USB ドライバ を手に入れる
Pixel 3a を adb デバッグ実行するために、Google USB ドライバ を手に入れます。

こちらのサイトの「Google USB ドライバの ZIP ファイル」からダウンロードして下さい。

Pixel 3a の Bootloader を Unlocking する
「開発者向けオプション」を有効にする
設定 > デバイス情報 > ビルド番号 を 7回タップします。

ビルド番号 を 7回タップすると「これでデベロッパーになりました!」と表示されます。

「OEMロック解除」を有効にする
これを有効にしないと、Bootloader を解除出来ないので必ず有効にします。

トグルをクリックすると、警告がでます。

何があっても自己責任でお願いしますっとの事です。

インターネットに接続していないと
また、インターネットに接続していないと「OEMロック解除」が出来ないので、その時は、インターネットに接続します。

「USB デバッグ」を有効にする
「USB デバッグ」を有効にして下さい。

パソコンと Pixel 3a を USB で接続する
パソコンと Pixel 3a を USB で接続します。
そうすると「USB デバッグを許可しますか?」と表示されるので「常に許可する」にチェックを入れて「OK」して下さい。

「PowerShell」を開く
次に「PowerShell」を開きます。
コマンドプロンプトでもいいのですが、私は PowerShell 派 なので PowerShell で作業します。
解凍した「platform-tools」のフォルダ内で、シフトキーを押したまま 右クリックをすると「PowerShell ウィンドウをここで開く」があるので選択します。

PowerShell に下記コマンドを入力して、Pixel 3a を fastboot モード で再起動させます。
./adb reboot bootloader

次に 下記コマンド で Pixel 3a が fastboot モード になっているか確認します。
./fastboot devices

Pixel 3a はこんな画面になっています。
Device state が locked になっているのが分かります。

この状態で下記コマンドを実行して Bootloader を Unlock します。
./fastboot flashing unlock

次に、Pixel 3a の操作をします。
ロックを解除するために、ボリュームキーで「unlock the bootloader」を選択し、電源ボタンで確定します。
ちょっとボヤケちゃっていますけど、その時の写真です。

正しく操作が出来たら、Device state が unlocked になります。

これで、Pixel 3a の Bootloader の Unlock は完了です。
Pixel 3a を再起動させて、TWRP のインストールをします。
おわりに
1度、Bootloader を Unlock したら、もうこの作業をすることは無いと思います。
簡単なので、機会があれば挑戦してみるのもいいかも知れません。
何があっても自己責任ですけどね。
おまけ、Bootloader を Lock に戻す
やっぱり、Bootloader を Lock に戻したい時があると思うので、その方法も記載しておきます。
Pixel 3a を fastboot モード で再起動させるまでは同じ手順です。
./adb reboot bootloader

fastboot モード で再起動できたら、下記コマンドを投げます。
./fastboot flashing lock


簡単に戻すことができます。
戻せば、お財布ケータイが使えるようになります。
設定は初期化されてしまうんですけどね。
参考
