Pythonは、たくさんのモジュールが公開されており、どれも簡単に使うことができます。
しかし、モジュールを使うにはインストールしないと使えません。
私はPCを汚されるのが嫌なので、できるだけスタンドアローンで動くアプリを心がけているのですが、Python はそれを許してくれませんでした。
まあ、よく調べてみたら、仮想環境が提供されていたので、その方法を紹介します。
これで、PCが汚れることなく Python ができます。
通常だと
例外が発生しました: ModuleNotFoundError
No module named ‘requests’
File “D:\Python\example-1\example-1.py”, line 1, in
import requests

このように、モジュールが存在しないため、エラーが発生します。
Pyhon の仮想環境作成
管理しやすいように、プロジェクトの直下に作成します。
python -m venv env1
上記コマンドを流すと、プロジェクトフォルダ内に「env1」が作成されて、その中に Python 環境が構築されます。

あとは、普通にデバッグ実行をすると 仮想環境の Python を使って実行してくれます。

デバッグ実行時に、緑文字で「(env1)」と表示されていれば、仮想環境の Python を使っている証拠です。
おわりに
あとは、好きなモジュールを入れて Python を動かしていきましょう。
もう要らないと思ったら、フォルダごと消して終わりにできます。
参考

venv: Python 仮想環境管理 - Qiita
venv について venv を使うと pip によるパッケージの導入状態をプロジェクトごとに独立させることができる. venv は virtualenv が Python 3.3 から標準機能として取り込まれたもの.別途ソ...